ロード・オブ・ザ・リング

トム・ボンバディル出ないせっかちな指輪物語なら、映像化だってできようもの。歌無し、ゴクリでも馳夫でもない。って、瀬田訳原作ファンにありがちな反応だろうか。
速度だけを重視して、物語を再構成する血も涙も無さだけが見事。とか、負け惜しみ言いつつ、ビルボの旅立ちと同時に出勤。久しぶりにケイト・ブランシェットが美人なところが見たかった。俺にとって、この映画の価値の半分以上はここ(笑)。
指輪、きちんと全部読み通したのは、仕事辞めてのんびり失業していた時だった。最後まで読んだ後出た、あのため息は忘れられない。以来、幾度となく途中抜いて読み返している。凄まじいハナシなのに、ただの悪との戦いやら冒険になるんやもんなあ。
というか、王の帰還、ちゃんと最後までやるんだろうか。何処までが映画化されているやら、それも心配。まあ、これ以上は金の無駄と判断したので、自腹では見ないんだが。