架空の犯罪者をリスペクトして、何を目指すのか……。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041106k0000m040098000c.html
まあ、新庄マットみたいなもんで、莫迦な係り結びで土地の名前が記憶に残るっていうのは、なんとも素敵なハナシです。アザラシに住民票発行した莫迦行政もありましたが、こっちは犯罪者に住民票発行ですよ。架空人物相手だから、小汚い畜生相手よりも、洒落として高度ですか?

旅館経営者が「話題づくりに」と提案。黒いマスクにタキシード、マントを翻して登場すると、亀井利克市長は「市のPRに感謝します」。

世の中には、言い出しっぺの掟というものがありまして、少なくとも、この旅館内では、二十面相をリスペクトする事が目的での犯罪行為は、洒落ってことで、許してもらえるんでしょうなあ。そのうち、市役所に、華麗な犯罪を認定する二十面相課を作って、事件をおかまいなしとするかどうかの認定とか、してほしいもんです。
三重県名張市は、これから、犯罪者リスペクト都市として、タランティーノの映画みたいな土地柄を目指して、官民一体で邁進するという、固い決意表明。しっかりと記憶しました。
華麗な犯罪特区。これですよ。地方の時代だなあ。変装よさこいとか、退廃乱歩よさこいとかやらないかなあ……。
一生のうち、ひとりでいいから、名張出身の奴としりあいになりたいなあ。なんてからかってやろう(笑)。