素敵なトリガー

物語の足りない生活なんて、あり得なかった筈だ。
生産する能力があるのに、なぜ、消費できないと嘆くのか、昔はわからなかった。
作る作業の中に身を置いていれば、足りなくなるのはもっと別のものだということを、俺は忘れていた。
生産しますよ。はい。生産です。この野郎。
とにかく、新しいの一本書くか、何か始めよう。
とりあえず、芝居やるなら女優募集からですかねぇ。
う〜。