理解もへったくれも

馴れ合いが楽しくてやめられないということを、君は認めるべきだ。
そんな風に思いながら、大の男の繰り言を聞きながら、『スティール・ボール・ラン』を膝に抱えて酒を飲んでいたのでした。
マイミクのハナシやらなにやら、人間関係の聞いた様な紋切り型にはまる快楽というのは、なかなかどうして根が深そうではあるものの、見ている分には特にエネルギーを使うこともなく、普段の肴としては十分。
もう少し、普通に真剣になってもいいんじゃないかなぁと思うんだが、自分じゃない人間の真剣味など、実際のところ推し量りようもないので、受け入れるより他ないというのが、また、痛かったり痒かったり。
BGVが『デスペラード』→『パルプ・フィクション』と、このなんともいえない進行で、在庫一掃のワインが赤、白ともに片付いたということで、一応は目出たいハナシ。