ハーメルンの笛吹き

アニメーターの賃金が安過ぎるとか……。
http://www.asahi.com/showbiz/manga/TKY200905300101.html

平均年収(アニメ以外の収入含む)は、動画を主な仕事とする人が約105万円、原画は約232万円、演出は約333万円、監督は495万円だった。年代別では20代が平均約110万円、30代でも約213万円、40〜60代で400万円台となる。概算の時給は動画298円、原画689円、監督1412円。

 「生活に不満」と全体の62%が回答。勤労理由の最多回答は「絵を描く仕事が好き」、2位は「お金を得る」、3位「この仕事が楽しい」、4位「生きがいの一つ」。個々人のやる気に依存する現状がうかがえる。

ロケに使ってもらって聖地巡礼にとか、世界に誇れる日本の文化だからみたいな話を、税金で肥えている豚が、またぞろ他人のお金をぶち込んでブヒブヒやるわけですが、女工哀史の歴史は未だここに健在というわけです。何の笛を吹いて、奴隷を集めて何処に放り込むつもりですかと。少年十字軍並みの悲惨なハナシな気がしてなりません。
富山にも、山奥にピュアな若者を集めてアニメを作らせる会社があって、これがまた注目されてるわけですよ。その会社のWebサイトで賃金見たら、本当にこの仕事がしたくて飛び込んでくる人間しか働けない様な労働条件で、とてもびびるわけです。
それでも、ガーンとWebサイトに掲載できるわけですから、きっと他所はもっと……。
いや、でもね。身を捨てないと浮かぶ瀬も無いわけです。そう考えれば考えるほど、アニメが好きだけど作る側ではなく、お金が稼げる豚という生き方を選択した豚は、自己満足と実績作りをかねてごにょごにょと画策する前に、本当にその文化を育てたり守ったりしたいんだってことで、公金で直に時給上げてやるくらいの強引な手法であっても、きちんと世の中を納得させる努力をして、業界を担う末端かつ中核の人力を援護しろよと、そんなハナシ。
てか、豚が一丁噛んで、文化のメインストリームへ!って、なった途端に全部終わるか。