大人の日記に行き当たると

乱脈はてなまわりが、すっかり習慣になってしまった。はてなにはまだ、はてな固有のコミュニティが無い。何処も実際は余所にも根があって、ここは今、租界でまだらになった上海みたいなもんだということで納得がいった。いや、暫くは積極的に、そういう納得でいくことにする。踊っている人間達もそれらしくて素敵だ。魔都ね魔都(笑)。
連ちゃんで、俺と同じ年頃の女と、俺より少し上の世代のおっさんの日記に幾つか当たったが、可笑しかったので書き留めておく。
1970年前後生まれ、独身の実家暮らしで、経済的に余裕があり、それなりに仕事をし、友人も居る。リアルで接したものに対しての記述に、なるほど、金と時間と、それなりの教養ですな。と、思わせるだけのものがある。学もありそうな、その学に英語が占める割合は大きい。今、現在も勉強しているか、意識して生活している。ただ、言葉は入っているが、その語で書かれた文学に関しての知識はあまり無い、英語で話す事に力は入っても、英語で分節された世界の文化には、あまり興味が無い。精神系の医者にそれ系薬を処方してもらっている。家族に関しての冷淡な記述が見られるか、小さな軋轢の痕跡が見られる。家族関係の事は、本人にあまり自覚がないか、自覚して少し自虐的に楽しんでいる様にも見える。
おっさんは、並べて左寄り。左気分。中道という言葉は見当たらず、○○オタクという自己規定が無い場合は、若い世代のオタク的な傾向と、ネットをいかに把握するかで、少し考えているふりをしている。東京在住の人間は。それなりに稼いで、それなりに遊んでいる。世代の隔たりとか言いながら、別にどうとも思っていない心の余裕は、職場ではどうなるのか、あくまで自宅での別の顔なのか、その辺の判断をさせてくれない。息子、娘は大丈夫か?家ではどんな扱いなんだ?ついでにエロサイトに行ったりとか、そういう月並みな秘密はないのか?そういう座りの良さを期待させる(無理でも無理矢理期待する)けれど、それは俺には関係の無いハナシ。
あと何人、似ている人間に出くわすか。おまえのダブルを探せ!