複雑な違和感

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040529-00000722-jij-soci
殺された子供の命や、滅茶苦茶な犯罪行為に対しては、なんら他意も混ぜっ返す意志もないのだけれど、そのままでは事件が乗り越えられないから立て替えた校舎の脇に、事件を忘れないためのモニュメントというのは、理解できない。
モニュメントが好きな人々の行動そのものが、今ひとつ理解できない俺がいけないのだけれど、慰霊だけでなく、再発防止も誓ううえに、除幕式までやるのは矢張り、生きた人間が、整理して乗り越えて時間を過ごしていく事を頑に拒否していくという、ネガティブに見えてしょうがない。
逆の言い方をすれば、整理できない心の葛藤に旗立てて対面する勇気が無い俺には、その行為は空想の範囲を超えた勇敢さ。まるで理解できない。
これ、ちゃんと自分のものにしないと、人としてのバランス欠くだろうか。