仏教徒には無関係なんだけれど……

http://www.asahi.com/international/update/0915/007.html
アメリカでのハナシ。
ユタ州ソルトレークシティーで、市航空局が「市の上空を飛ぶ小型機の最低高度」を定めた条例の修正案を市議会に提出したそうで……。

条例は、小型機の最低高度を連邦航空局の規則に基づいて2000フィート(約600メートル)と定め、続く条項で「クリスマスイブにトナカイの引く荷物だけは例外とする」と明文化している。そりに乗り、空から家々にプレゼントを届けるサンタクロースへの「配慮」として、85年に盛り込まれた。
同市によれば、こうした項目があると、規則自体がいい加減に受け取られる恐れがあるため、定期的な見直しに合わせて修正することにした。9日に航空局の委員会で削除を可決し、市議会に送った。「サンタへの嫌がらせではなく、プロフェッショナリズムの問題」と説明している。

ええハナシを条文でまでやることに疲れたからって、そんな所に持ち出されるプロフェッショナリズムなんて、たかがしれていると受け止める。
これはええハナシであるという事を、暗黙の了解として置いておけないくらい、ユタ州の遵法精神が低下しているという風にとっても良いのかもしれない。

市議会は来月、修正案を採決にかける。地元紙によれば、当日は多くの反対派市民が集まる予定という。市議会内も「サンタに規則破りをさせるのは気の毒」「4歳の息子はサンタを信じている」といった空気が支配的で、修正案は否決されるとみられている。

モルモン教徒のサンタクロースは、空を飛ばないとか、そういった事情でもあるのか?