右利き化

人々が杉花粉にやられるとうるさく言い出す以前から、私、この時期に鼻をグズグズ言わせていたのですが、今年になって、丸めたティッシュを右手でゴミ箱に放っている自分に気覚きました。
前の会社に居た頃から、どうも右利き化してきていると思っていたのだけれど、こうも無自覚に右手でポイしている自分に気覚いてみると、気持ち悪いことこのうえないのであります。
許せない!
どうするかをのんびり考えているうちに、この鼻グズグズの時期は終わって、頻繁にポイすることは無くなるとして、左利きを矯正されて微妙に両利きの状態になってしまった事についてのおとしまえをどうしてくれたものかと、漠然と考えるのでありました。
物心ついた頃から、箸は右手で持たされていたものの、小学校で初めて右手書きを強制され、字が汚いと罵られ続けた身としては、この右利き化は非常に腹立たしいのであった。
従兄には左利きであるにも関わらず、素晴らしく達筆の男が居ります。利き腕と字の綺麗汚いは関係ないのだ!他人に肉筆さらす時に、ナゲヤリな緊張感を感じないというのは、それだけで、想像するだにスムーズな一生といえますな。
くそ。左手使おう。