タイミング

一緒に仕事をしているハカセが、スットンキョーなタイミングで、
「ナナマガリシップスクラークカ!」
ときた。
きた瞬間の気配が既にかましにかかっていたので、「ナナマ」辺りから返しの準備ができてしまい、素晴らしいタイミングと、これまでにない冷たさで、
「うるさい」
と発声できた。
ばっちりはまり過ぎて、素以上の出来だった。
ハカセはすっかり拗ねてしまった。